相談例
労働相談 ユニオンセンター
Labor Consultation Union Center
〒770-0865
徳島市南末広町6丁目37-12
徳島港福利厚生会館内
電話 088-623-6306
代表 長尾伸夫


 電話相談・面接相談・メール相談 受付中(月曜~金曜 9:00-17:00 祝祭日休み)



これまでの相談事例



相談者 相談内容 進行状況
○○金属
従業員10名
産業廃棄物回収
業・加工作業
労働条件の切り下げ(食事手当廃
止、有給休暇が取れない、通勤手
当の配分、労働災害の多発)で生
活ができない。
労働組合結成。就業規則・賃金明細書の確
保を指導。労働災害資料作成。勉強会を開
催しながら、会社と自主的に交渉を継続し
ている。
○○(男)
30歳代中
小松島市
運送会社
トラック運転手
全港湾徳島支部に相談。腰痛繰り
返すとの理由で2009年12月解雇。
実際は腰痛ではなく頚椎ヘルニア
であった。不当な解雇として撤回
させたい。
労働組合に加盟。解雇時の入院先の病院で診
断書を入手。ユニオンセンターとして、労基
署ににて就業規則を入手。弁護士と相談し、
労働審判として提訴。
○○(男)
30代中
東京都在住(徳島
出身)
外資系のサービス
業
事務職
東京で働く息子が、会社でパワハラ
にあい引きこもり、心療内科に通院
し、休職している。復帰するつもり
はないが、会社に謝罪をさせたい。
その後、本人からも電話があった。
実家の母からの相談。話を聞いてみると、宴
会の席で女性社員にお酌をするように要求な
ど、本人自身がセクハラを行っており、それ
がトラブルの始まり。退職勧告につながった。
東京の労働組合を紹介。そこで、新規一変、
思考を変えるように指導を受けた。
○○(女)
50歳後半
徳島市
民間病院の看護師
看護師として37年間働いてきた。1
月に風邪で2日半休んだら、2月か
ら出てこなくてよいと言われた。現
在は年休消化中で退職金をきちんと
払って欲しい。職場には戻りたくな
い。
普段からパワハラで「どんくさい」などと言
われていたようである。本人自身も仕事でう
まく行かないこともあると言う。就業規則な
ど見たこともないと言う。労働組合に加盟し、
病院との交渉を勧めたが、組合費を継続して
納めることを渋った。本人自身ができること
として労基署にて終業規則を入手することを
勧める。退職金についての規定を確かめるよ
うに助言。
○○(男)
30歳代後半
吉野川市
○○産業
営業員
入社時に賃金は基本給+歩合給(販
売実績)となっていたが、歩合給が
きちんと支払われないし、基本給も
不十分なときもある。退職も考えて
いるが、賃金を取り戻したい。
労働組合に加盟。就業規則の提示・労働契約
書を提示・未払い賃金の要求書を会社に提出。
会社は交渉時ににわか作りの就業規則を提出
してきた。営業時の車使用代はしはらうが、
歩合給は支払額が正当であるとして支払いを
拒否。現在交渉中。
○○(男)
50歳中位
阿南市
トンネル工事請負
会社
土木工事従事
現場である山陰地方でトンネル工事
に従事。正月休みで実家の阿南市に
帰省したが、自転車でケガ、入院と
なった。現在入院中。1月に息子に
島根に連れて行ってもらったが、所
長に解雇通告(2月末)を出された。
現在休職中であるが、解雇されると、
土木保険(3月末)が切れてしまう。
どうすればよいか。
山陰地方でトンネル工事自身は3月を過ぎて
も継続されると言う。代わりの人間を雇用し
たいと言うが、休職は当然の権利であるので
組合に加盟し、解雇を撤回させることを勧め
る。一度、ユニオンセンターに来ることを勧
めるが、来ていない。
○○(女)
45歳前後
徳島市
団体職員
公営の公民館に出向しているが、指
定管理者制度に変わった。これから
どんな事が起こるのか不安である。
指定管理者制度は公営の施設でかなり採用さ
れており、経営が民間に委託されている。現
在は不利益を受けていないらしいが、これか
らの労働条件の変更に注意しながら、準備を
していくことを指導。徳島県の指定管理者制
度の資料を送付。
○○(男)
50歳後半
徳島市
金融機関の子会社
集金・ATM管理・
社内便配達など
高速船乗務が橋の建設で廃業。銀行
の下請け会社に再就職。ATM業務が
警備法の改定により下請けでは出来
なくなり、本社銀行に出向。仕事は
同じ。50歳のとき57歳になると賃
金を60%にするという就業規則
社員代表が意見を述べ、労基署に届けられて
しまえば、法的には就業規則の改定は有効と
されてしまう。さらに、既に3人が賃金ダウ
ンされた実績がある。多くの企業で年齢給は
50歳位を上限に下がるとされる。ただし、
60%の賃金ダウンは社会的にみても